WordPress 3.2へアップデート

WordPress 3.2へアップデートWordPress 3.2 日本語版がリリースされたので、早速、アップデートした。

管理パネルから自動更新したが、特に問題なくアップデートを完了し、今のところ不具合も出ていない。

バージョン3.2のシステム要件は

  • PHP:バージョン5.2.4 以上
  • MySQL:バージョン5.0 以上

なっており、以前のバージョンと異なり、PHP4はサポートしていないのでアップデートする際は注意が必要だ。

レンタルサーバーによっては、この要件を満たしていないケースもあるかもしれない。

PHPとMySQLのバージョンが分からない場合は、「Health Check」プラグインなどで調べることも出来る。

また、フォーラムでは、不具合と思われる報告も見受けられるので、こちらも注意が必要だ。

バージョンアップ後に正常に動作しないプラグイン、テーマが出る可能性もあるので、不具合が出るようなら「WP Multibyte Patch」以外のプラグインを停止し、標準のテーマに切り替えてみると良いだろう。

バージョン3.2では、パフォーマンスの向上が謳われていたたが、実際、パフォーマンスは向上している様に感じられた。

地味な部分ではあるが、パフォーマンスは、重要な要素である。

管理パネルのデザインも若干変わっているが、基本的にバージョン3.1.Xの大差はなく、さほど目新しさはないかもしれない。

WordPress 3.2のダッシュボード

OFFにしている人が多いかもしれないが、管理バーの機能は更に拡張されている。

画面上のブログタイトルの表示が小さくなっているが、私は、ここをクリックしてブログを表示させていたので、少し違和感がある。

バージョン3.2で追加された機能のうち、個人的に最も気になったのがエディターの変化である。

過去のバージョンでも、ビジュアルエディターに「フルスクリーンモード」が搭載されていたが、この「フルスクリーンモード」がHTMLエディターにも拡張され、加えて「集中執筆モード」を搭載した。

ビジュアルエディターやHTMLエディターをフルスクリーンモードに切り替えると、下の画像のようになる。

WordPress 3.2のフルスクリーンモード

これだけでも、上部にメニューを配しただけのシンプルな画面構成であるが、暫く時間が経つつ、「集中執筆モード」に移行し、メニューが消え、白紙に投稿だけが表示されような画面になる。

WordPress 3.2の集中執筆モード

メニューは、マウスオーバーで復元するので、必要な時にだけ表示させる事が出来る。

集中して執筆出来るようにと言う配慮だろうが、どうせなら、使用中のテーマを使って、実際の記事のように表示してくれるモードもあっても良いように思った。

プレビューしながら書けるイメージだ。

「フルスクリーンモード」の仕様変更は、私が公開しているプラグイン、「WP SyntaxHighligher」と「SyntaxHighlighter TinyMCE Button」にも、少なからず影響を与えている。

「フルスクリーンモード」でTinyMCE用のボタンが表示されなくなってしまった。

ビジュアルエディターの「フルスクリーンモード」では、表示されるボタンが激減することからも分かるように、処理が少し特殊になったようで、普通にTinyMCEのプラグインとして追加しただけでは「フルスクリーンモード」では表示されない。

/wp-admin/includes/post.php

には、

	$buttons = array(
		// format: title, onclick, show in both editors
		'bold' => array( 'title' => __('Bold (Ctrl + B)'), 'onclick' => 'fullscreen.b();', 'both' => false ),
		'italic' => array( 'title' => __('Italic (Ctrl + I)'), 'onclick' => 'fullscreen.i();', 'both' => false ),
		'0' => 'separator',
		'bullist' => array( 'title' => __('Unordered list (Alt + Shift + U)'), 'onclick' => 'fullscreen.ul();', 'both' => false ),
		'numlist' => array( 'title' => __('Ordered list (Alt + Shift + O)'), 'onclick' => 'fullscreen.ol();', 'both' => false ),
		'1' => 'separator',
		'blockquote' => array( 'title' => __('Blockquote (Alt+Shift+Q)'), 'onclick' => 'fullscreen.blockquote();', 'both' => false ),
		'image' => array( 'title' => __('Insert/edit image (Alt + Shift + M)'), 'onclick' => "jQuery('#add_{$media_link_type}').click();", 'both' => true ),
		'2' => 'separator',
		'link' => array( 'title' => __('Insert/edit link (Alt + Shift + A)'), 'onclick' => 'fullscreen.link();', 'both' => true ),
		'unlink' => array( 'title' => __('Unlink (Alt + Shift + S)'), 'onclick' => 'fullscreen.unlink();', 'both' => false ),
		'3' => 'separator',
		'help' => array( 'title' => __('Help (Alt + Shift + H)'), 'onclick' => 'fullscreen.help();', 'both' => false )
	);

	$buttons = apply_filters( 'wp_fullscreen_buttons', $buttons );

と記述があるので、「フルスクリーンモード」にボタンを追加するためには、これを真似るしか無さそうだ。

「wp_fullscreen_buttons」フックが使えそうだが、私のプラグインの場合、「onclick」はどう記述すれば良いのやら。

まだまだ分からないことが多いので、対応には少し時間が掛かりそうだ。

バージョン3.2から、標準のテーマが「Twenty Ten」から「Twenty Eleven」に変更された。

2011年も半ばを過ぎているので、少し搭載が遅いように思うが・・・。

2カラムのシンプルなデザインのもので、ヘッダーの画像はランダムに入れ替わる。

WordPress 3.2 Twenty Elevenのアーカイブ

標準のヘッダー画像の中には、日本で撮影されたと思われるものもある。

「Twenty Ten」と異なり、カテゴリーやアーカイブでも、自動的に記事の抜粋は行われず、全文が表示される。

ちなみにバージョン 1.3.8.2以前の「WP SyntaxHighligher」は、カテゴリーやアーカイブ上のコードはハイライト出来ないので。リリース予定の「バージョン 1.3.9」以降で対応させる。

個別記事のページでは、1カラム表示となり、メニューが消える。

WordPress 3.2 Twenty Elevenの個別記事

これはこれで悪くないが、メニューがあった方が操作性は良いようにも思う。

また、「短冊」というウィジェットがあるようだが、これは試していない。

個人的には、シンプルなテーマが好みであるので、「Twenty Eleven」の印象も悪くはないが、暫くは「Twenty Eleven」には移行しないだろう。



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