WordPressにアクセス解析を組み込む

WordPressにアクセス解析を組み込む今回は、「WordPress」にアクセス解析を組み込む方法についてまとめてみた。

「WordPress」では、外部のアクセス解析を利用することは勿論の事、様々なアクセス解析がプラグインという形で提供されているのでアクセス解析に関しては困ることはないだろう。

ここでは、「Google Analytics」、「StatPress」系、「WordPress.com Stats」について解説する。

・Google Analytics

ご存知の通り、「Google Analytics」は、Googleが提供するアクセス解析だが、WordPressにも比較的容易に組み込める。

テーマが「Weaver」なら、「外観」->「Weaver Admin」->「Advanced Options」の「<HEAD> Section」にアクセス解析用のコードを追加しても良いし、テンプレート「ヘッダー(header.php)」の「</head>」の前に直接書きこんでも良い。

テーマのバージョンアップでの上書きを避けたいなら、プラグインを利用する方法もある。

私は「Google Analytics for WordPress 4.0.11」を使っているが、真面目に比較して選んだわけではないので、正直、これが優れているかは分からない。

プラグインを利用するメリットは、単にアクセス解析用コードを挿入する以上の機能が利用出来ることにある。

「Google Analytics for WordPress 4.0.11」でも、様々な機能が提供されているようだが、全体は把握してない。

とりあえず、「Track outbound clicks & downloads」という機能を有効にして、外部リンクへのアクセスをイベントとして記録してる。

これを普通にやろうとすると、全てのリンクタグを修正する必要があるので、チェック1つで出来るのはとても便利だ。

「Google Analytics」の欠点は、「WordPress」の管理画面上で、アクセス解析データを参照できない事だが、それを解決するプラグインも沢山存在するので、必要ならばインストールするとよい。

・StatPress系

StatPress」と、その派生の「StatPress Reloaded」や「NewStatPress」は、リアルタイムでアクセス解析してくれる優れたプラグンである。

ただし、私は、元祖の「StatPress」は使ったことがない。

「StatPress Reloaded」は、「StatPress」の改良版としてリリースされているが、暫く更新がストップしているので、「StatPress」と比較して、実際のところ、どちらが優れているかは不明だ。

リリースが古いこともあって「StatPress Reloaded 2.7.1」は、ユーザーエージェントの解析に難があり、正しい結果を表示しない。

「NewStatPress 0.1.2」はリリース自体が新しいので、まだまだユーザー自体が少ないが、「StatPress Reloaded 2.7.1」の欠点は、大幅に改善されている。

「StatPress」系は、アクセス記録を、WordPress同様に自サーバーのデータベースに格納するため、データが肥大化した場合は、データを管理画面から削除する必要がある。

「StatPress」系の特徴は、視覚的にも優れていることだ。

NewStatPress Overview

ブラウザ、国、リファラなどの情報を見やすく表示してくれる。

「Details」の画面では、表だけでなく、円グラフや地図などを使った表示となるため非常に分かりやすい。

NewStatPress Details

「Spy」では、訪問者毎の詳細を確認できる。

NewStatPress Spy

難点は、日本語の一部が化けることだが、視認性を悪くする程ではない。

※上の画面は、すべて「NewStatPress 0.1.2」のもの。

人気ページやアクセス数を表示するためのウィジェットも備えているので、カウンターを表示したい人には便利だ。

「StatPress」系のプラグインは、共存させることが出来ない。

少なくともインストールは出来るが、有効化出来るのは、いずれか1つのみだ。

私は「StatPress Reloaded 2.7.1」から「NewStatPress 0.1.2」乗り換えたが、まず「StatPress Reloaded 2.7.1」を無効化し、「NewStatPress 0.1.2」を有効化した後に「StatPress Reloaded 2.7.1」を削除した。

アクセス記録は「StatPress Reloaded 2.7.1」から正しく引き継がれたように見える。

管理画面から「NewStatPressUpdate」を実行したが、一応、無事に終了はしたもののエラーが出た。

単純なアップデートではないので、エラーは仕方がないかもしれない。

同系統とは言え、全く別のプラグインなので、データベーステーブルにも相違があるのだろう。

とは言え、一応、正常に動作しているように見えるので、このまま使うことにした。

バグなのか、私の環境に問題があるのか分からないが、「NewStatPress 0.1.2」では、管理画面でフィードへのアクセス数が表示されない。

ただし、「NewStatPressUpdate」を実行すると、フィードへのアクセス数が反映され、そのタイミングでビジターから除外され、その分、ビジターが減る。

「StatPress Reloaded 2.7.1」、「NewStatPress 0.1.2」の解析結果は、Google Analytics」と比較して、ビジター、ページビューなどは、かなり大きな数値になり、閾値や解析方法が異なるように思われる。

とは言え、スパイダーやフィードへのアクセスは別項目で表示され、管理者(登録者)のアクセスも除外でき、ノイズは抑えられている。

・追記

※「NewStatPress 0.1.2」における「NewStatPressUpdate」実行時のエラーについては、後日、「MySQLAdmin」にてデータ格納するテーブルを削除した後、プラグイン自体を再インストールしたが、現象は変わらず。

過去の履歴データを失っただけの徒労だった。

フィードが反映されない点に関してだが、データベーステーブルに関して、本家の「StatPress」との互換性を重視したため、若干、設計が異なる「NewStatPress」には、即時に反映されない項目があるのだろうと思う。

フィードを反映するためには、定期的に「NewStatPressUpdate」を実行するしかないようだ。

「StatPress」系としては、「StatPress Visitors」というプラグインも登場している。

詳細表示できる項目は多いが、逆に、見難いと感じたので使っていない。

一部のデータの反映には「NewStatPress」と同様のアップデート操作が必要で、2項目あり、「NewStatPress」よりも煩雑。

・WordPress.com Stats

WordPress.com Stats 1.8.1」は、日本語での画面表示にも対応したアクセス解析プラグインである。

人気ページやカウンターを表示するウィジェットを追加してくれる「WordPress.com Stats Helper 0.5.5.3」も一緒にインストールしておくと便利だ。

「WordPress.com Stats 1.8.1」は、アクセス記録を、自サイトのデータベースに格納するのではなく、「wordpress.com」のデータベースに格納する。

そのため、データベースを圧迫せず、データベース絡みのパフォーマンス低下が起こらない利点がある。

ただし、このプラグインを利用するためには、API Keyが必要となるので「wordpress.com」で、ユーザー登録を行う必要がある。

API Keyは、ユーザー登録完了後に、送られてくるメールに記載されている。

また、「wordpress.com」にログインした状態で、「WordPress.com Stats」の管理画面にアクセスすれば、そこからも取得出来る。

統計情報は、ダッシュボードなどに表示されるが、得られる情報は、「StatPress」系と比較すると随分と貧弱だ。

WordPress.com Stats

アクセス数くらいが分かればOKと言うユーザー向きだろう。

解析結果は、ほぼ「Google Analytics」と同じになる。



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