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海外用携帯電話の選び方

海外用の携帯電話を購入する際には、渡航先に合ったものが必要になります。
言葉にすると簡単ですが、実際には、携帯電話本体の通信規格や周波数帯、SIMカードのローミングエリアを考慮する必要があり、かなり複雑です。

このページでは、初めて購入される方でも迷わないように、携帯電話の選び方のポイントをまとめました。

海外で通話するために最低限必要なもの

海外で通話するためには、「携帯電話本体」と「SIMカード」が最低限必要です。SIMカードは、電話番号などの情報を持つICカードで、これを携帯電話本体に組み込んで使います。
通話料、通信料などは、使用される「SIMカード」によって決まります。お使いになる「携帯電話本体」と通話料は無関係です。

「SIMカード」は、簡単に差し替えが可能ですので複数の「SIMカード」を渡航先などに合わせて使い分けることも可能です。

後は、予算や用途に応じて予備のバッテリー、Bluetoothのヘッドセットなどのアクセサリーを購入すると良いでしょう。

液晶保護シートやメモリーカードリーダー、携帯電話ケースもあると便利ですね。市販のアプリケーションを購入する予定がある場合は、その予算も考えておきましょう。

携帯電話とSIMカード予備のバッテリー

選ぶ際のポイント

海外の携帯電話は、携帯電話本体とSIMカードの販売が別々で、組み合わせに柔軟性があるのですが、これは最大の難点でもあり、選ぶ際に携帯電話本体とSIMカードを分けて考えると失敗するケースもあると思います。

勿論、携帯電話本体があくまで主役ですから、気に入ったデザインや機能を持つ携帯電話を選ぶのも1つの正しい選択です。

しかし、携帯電話本体、SIMカードの仕様、機能を無視しては良い選択はできません。

Eメールを利用したくてEメール対応の携帯電話を買ったのに、組み合わせるSIMカードがデータ通信をサポートしていなければ全く意味がありません。

SIMカードがアメリカ対応でも、携帯電話本体がアメリカで使えない規格なら現地でゴミ化します。

SIMカードがW-CDMA方式のビデオコールや高速データ通信をサポートしていても、携帯電話本体がGSM方式にしか対応していないなら、これらのサービスは利用できません。

よく考えないと大変な事になることも。

プリペイド式のSIMカードは比較的安価なので、あまり懐を痛めずに買い換えもできますが、携帯電話本体は高価なので注意が必要です。

用途が通話やSMSだけなら、あまり神経質になる必要はありませんが、ご自身が何を求めてるのかよく考える必要があります。

日本で携帯電話を購入される際は、こんな事は悩む必要がありませんよね?
ここが海外用携帯電話の厄介なところです。

多少高価でも、多くの通信規格に対応し、様々な機能を持つモデルなら、どこで、どんなSIMカードと組み合わせても安心という考え方もあります。

通話だけで良いから、とにかく安く上げたいという考え方もあります。

本当に悩むところですね。

ご不明な点は、まずは、お問い合わせ下さい。

お問い合わせ頂く場合も、どこ(アメリカ?香港?)で、何(通話?、Eメール?)をしたいのかまとめて頂けるとアドバイスし易いですね。

また渡航ギリギリではなく、少なくと2週間程度余裕を持ってご注文頂けると、ご出発前に色々と準備もできます。

最近のモデルは、様々な便利な機能を持ってますが、便利に使うには、色々と下準備が必要な場合もあります。

場合によっては、日本語入力環境を整えたり、地図データをダウンロードしたり、アプリを追加する時間も考えないといけません。
この作業は、慣れた方でもそれなりに時間が必要です。

SIMカードを選ぶ

SIMカードは、渡航先で使えるものが必須条件になります。

当店でも、香港、中国のプリペイド式SIMカードやローミングに対応したプリペイドSIMカードをを販売しておりますので、ご検討ください。

ローミングに対応したSIMカードは、1枚あれば、本国以外の多くの国、地域でもお使い頂ける利便性がありますが、通話料上のメリットはありません。

また、ローミング先では必要な通信規格が違ったというケースもありますので注意が必要です。

本国では、GSM 900MHzでOKだったけれども、渡航先ではW-CDMA 2100MHzと言ったパターンです。

SIMカードの仕様では、渡航先がローミングエリアに含まれていても携帯電話の通信規格が合っていなければアウトです。

そう言った意味では、より多くの通信規格に対応した携帯電話本体が安心ですし、組み合わせるSIMカードの幅も広がります。

通話料上は、渡航先の通信会社のものがベストですが、当店では、世界中のSIMカードを取り扱っているわけでは御座いません。場合によっては、現地でのプリペイドSIMカードの購入もご検討ください。

Eメール、ウェブ参照などのインターネットサービスを利用される場合は、データ通信に対応したSIMカードが必要です。

SIMカード 基板面SIMカードを挿入した携帯電話

携帯電話本体を選ぶ

渡航先に合った通信規格、周波数帯のものを選ぶ必要があります。

国や地域ごとに携帯電話の通信規格をまとめると下の表のようになります。通信規格は、第二世代(2G)、第三世代(3G)に分けてまとめています。

しかし、これはあくまで大まかな分類で、同じ国でも通信会社のよって通信規格が異なる場合があります。

例えば、日本では、NTTドコモやソフトバンクなどがW-CDMA 2100MHz方式を採用するのに対して、auは、CDMA 2000 1Xを採用しています。

また、イーモバイルは、W-CDMA方式でも1700MHzを採用していますし、NTTドコモも2100MHz帯以外に1700MHz、800MHz帯を併用しています。

2G通信規格

主な採用地域

GSM 850MHz

北米

GSM 900MHz

ヨーロッパ、アフリカ、中東、アジア(日韓除く)、オセアニア

GSM 1800MHz

ヨーロッパ、アフリカ、中東、アジア(日韓除く)、オセアニア

GSM 1900MHz

北米、南米

3G通信規格

主な採用地域

W-CDMA 850MHz

北米

W-CDMA 900MHz

ヨーロッパ、アジア

W-CDMA 1700MHz

アジア(NTTドコモ、イーモバイル等)

W-CDMA 1700/2100MHz

北米

W-CDMA 1900MHz

北米

W-CDMA 2100MHz

ヨーロッパ、アジア(日韓含む)

※上表の分類は、あくまで大まかなものです。実際には、同じく国であっても通信会社によっても規格が異なる場合があります。
※当店では、W-CDMA 850MHz、1700MHz、1700/2100MHzをサポートする携帯電話は取り扱っておりません。

通信規格は非常に複雑に見えますが、組み合わせるSIMカードが決まっていれば、それに合わせれば良いだけなので、難しく考える必要はありません。

また、ローミングを活用する場合は、ローミングパートナーとなっている現地の通信会社、通信規格、必要な携帯電話などの調べれば良いだけですし、これは、SIMカードの発売元の通信会社が情報を提供しているはずです。

ローミング対応のSIMカードをご使用になる場合は、渡航先によって、必要な通信規格、周波数帯が変わる場合がありますので、複数の渡航先をターゲットにする場合は、より幅広い通信規格に対応したモデルが必要です。

当店で取り扱うSIMカードにつきましては、商品ページから通信会社のローミング情報ページにリンクしておりますのでそちらをご覧下さい。勿論、お問い合わせ頂いても結構です。

逆にSIMカードを限定せずに、渡航先を元に選択する場合は、現地の通信会社の情報と通信規格を知る必要がありますが、これはそれほど難しい事ではありません。

「GSMアソシエーション」が運営する「GSM World」と言うサイトに「GSM Coverage Maps」ページがありますが、このページに、国、地域毎に通信会社と通信規格が網羅されています。

ここで、渡航先にどのような通信会社があり、どのような通信規格を採用しているか知ることができます。

掲載されているのは、GSM方式またはW-CDMA方式を採用する通信会社だけですが、当店で取り扱う携帯電話もその2方式のみですので、これで十分かと思います。